ウォンバットと日本で会える動物園はどこ?その特徴と個性とは?

哺乳類

オーストラリア原産で愛らしい姿を持つウォンバット。

これらの動物は主にオーストラリアで見られますが、日本にもウォンバットを飼育している動物園がいくつかあります。

今回の記事では、日本国内でウォンバットに会える動物園を紹介し、それぞれのウォンバットの名前や性格の特徴についても解説していきます。

日本のウォンバットに会える動物園ガイド

この記事では、ウォンバットと直接触れ合うことができる日本の動物園を厳選して紹介します。

訪れる機会があるなら、ぜひその魅力を体験してみてください。

【関西・大阪】五月山動物園で出会うウォンバットたち

関西地方の大阪府にある五月山動物園では、3匹の個性豊かなウォンバットと出会うことができます。

その名はユキちゃん、ワインくん、フクくん。

ユキちゃんは独立心が強く、ワインくんは見た目によらず人間で言えば100歳を超える長寿ウォンバットです。

フクくんは親しみやすく、表情豊かな性格が魅力です。

五月山動物園は1957年から動物の飼育を始め、その長い歴史を持ちながら訪れる人々に愛され続けています。

また、園内はピクニックやお花見に最適で、アルパカやワラビー、エミューなど他にも多くの珍しい動物がいますので、訪れた際は是非他の動物たちにも会ってみてください。

【五月山動物園の基本情報】

  • 住所:大阪府池田市綾羽2丁目5-33、五月山公園内
  • 営業時間:9:15~16:45
  • 休園日:毎週火曜日(火曜が祝日の場合は翌平日)
  • 入場料:無料
  • アクセス方法:阪急池田駅からバスで約10分、または徒歩で約15分
  • 駐車場情報:第一駐車場67台、第二駐車場28台、第三駐車場65台
  • 公式ウェブサイト:https://satsukiyamazoo.com/
  • 公式Twitterアカウント:https://twitter.com/satsukiyama_zoo?lang=ja

五月山動物園での一日を存分に楽しむための情報をご紹介しました。

この情報を参考に、ぜひ素敵な一日を過ごしてみてください。

【長野県】長野市茶臼山動物園にてウォンバットとの特別なひと時

長野市茶臼山動物園は、東日本において数少ないウォンバットと出会える場所として知られています。

ここでは、ウォレスくんと名付けられた27歳のウォンバットが穏やかに過ごしています。

以前は、モモコという名のウォンバットも同園で飼育されており、彼女は31歳で自然死するまで多くの来園者から愛されていたことで知られています。

 

【動物園の基本情報】

  • 名称:長野市茶臼山動物園
  • 住所:長野県長野市篠ノ井有旅570-1
  • 営業時間:
    • 春季から秋季:9:30~16:30(チケット販売は16:00まで)
    • 冬季:10:00~16:00(チケット販売は15:30まで)
  • 休園日:12月1日から2月末日までの毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から12月31日
  • 入場料:大人600円、小中学生100円(30名以上の団体での来園の場合、大人は500円、小中学生は80円)
  • アクセス方法:
    • 電車:最寄り駅はJR篠ノ井駅
    • 車:JR篠ノ井駅から約15分、長野自動車道更埴インターチェンジから約25分、上信越自動車道長野インターチェンジからも約25分
  • 公式ウェブサイト:https://chausuyama.com/
  • 公式Twitter:https://twitter.com/chausuyamazoo

長野市茶臼山動物園では、ウォレスくんだけでなく、他にも多種多様な珍しい動物たちが来園者を迎えています。

オランウータンの森の近くで、1匹のウォンバットがゆったりとした時間を過ごしており、訪れた人々に心の癒しを提供しています。

この静かで穏やかな環境は、日常の喧騒から離れてリラックスした時間を過ごすのに最適です。

ウォンバットの魅力とその生態

ウォンバットはその丸々とした愛らしい外見で広く人気を集めています。

本セクションでは、ウォンバットの性格や生活習慣に焦点を当て、その魅力に迫ります。

【ウォンバットの基本プロフィール】

  • 分類:哺乳類で、双前歯目ウォンバット科ウォンバット属に属する有袋類です。
  • 生息地:主にオーストラリア南東部及びタスマニア島。
  • 体長:一般的には約100cmに達します。
  • 寿命:野生では平均5〜6年、しかし飼育環境下では10年から30年まで生存することもあります。
  • 食性:草食主義で、主に草、樹皮、根、キノコなどを食べます。

ウォンバットの性格と人間との相互作用

ウォンバットはその性格が非常に温和で、人懐っこいとされています。

自然状態であっても、彼らは好奇心旺盛で人間に近づくことが少なくありません。

動物園におけるウォンバットは人間との接触に慣れており、しばしば飼育員との交流を楽しむ姿が見られます。

しかし、ウォンバットも驚かせたり脅かすと、その鋭い爪や歯で防衛反応を示すことがあります。

ウォンバットの寿命

野生のウォンバットは通常5年ほどの寿命ですが、飼育下ではより長生きすることが知られています。

最長で30年以上生きるウォンバットもおり、例えば長野市茶臼山動物園で飼育されていたウォンバット「モモコ」は31歳まで生きました。

これは人間年齢で約100歳に相当します。

ウォンバットの生息地と保護状況

ウォンバットはオーストラリア南東部やタスマニア島が主な生息地ですが、その生息域は人間の活動によって影響を受けています。

生息地の縮小、農地での駆除、さらには外敵であるキツネによる捕食などが問題となっています。

これらの課題に対抗するためにウォンバットの保護活動が強化されており、日本では大阪の五月山動物園と長野の茶臼山動物園でのみ飼育されています。

なぜウォンバットは人懐っこいのか

ウォンバットが示す人懐っこさの背景には、彼らの生態や飼育環境が関係しています。

特に動物園でのウォンバットは飼育員との積極的な交流を求めることが多く、その欠如がストレスにつながることがあります。

また、自然界のウォンバットも人間に対して警戒心が低く、容易に接近する個体が多いため、その親しみやすさが人々に愛される理由となっています。

まとめとおすすめ

この記事では、日本全国でウォンバットと会うことができる厳選された動物園についてご紹介しました。

東日本と西日本に位置するそれぞれの動物園では、この魅力的な生き物を間近で見ることが可能です。

もし機会があれば、これらの動物園を訪れて、ウォンバットの愛くるしい姿を自分の目で確かめてみてください。

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