電話をかけたときに、
- プープープー音が鳴る
- ツーツー音が続く
- 呼び出し音が鳴らない
- ワンコールで切れる
このような症状が起こると、「故障したのかな?」「着信拒否された?」と不安になる方も多いでしょう。
しかし、電話が繋がらない原因はさまざまで、聞こえる音や症状によってある程度原因を判断できます。
例えば、ツーツー音は相手が通話中であることが多く、プープープー音は回線エラーや通信障害、着信拒否など複数の原因が考えられます。
この記事では、
- 電話が繋がらない原因
- プープープー音・ツーツー音の違い
- 音ごとの意味
- 原因別の対処法
- 着信拒否との見分け方
まで詳しく解説します。
電話が繋がらない原因はこの4パターン

電話が繋がらない原因は、相手の通話中、着信拒否、回線トラブル、端末の不具合の4つに大きく分けられます。
電話が繋がらない原因は、ほとんどの場合、次の4つに分類できます。
- 相手が通話中
- 着信拒否されている
- 電波・通信回線のトラブル
- スマホや固定電話の不具合
まずは、この4つのどれに当てはまるかを確認することが重要です。
通話中
最も多い原因です。
相手が別の相手と通話しているため、新しい着信を受けられません。
この場合は一般的にツーツー音(話し中音)が鳴ります。
時間を置いてかけ直すと繋がるケースがほとんどです。
着信拒否
相手が自分の電話番号をブロックしているケースです。
ただし、着信拒否だからといって必ず同じ挙動になるわけではありません。
キャリアや端末によっては、
- ツーツー音
- ワンコール
- プープープー音
など、異なる症状になることがあります。
音だけで着信拒否と断定することはできません。
電波・回線トラブル
地下・山間部・建物の奥など電波が弱い場所では、正常に接続できないことがあります。
また、通信会社の障害が発生している場合にも、プープープー音や接続エラーが起こることがあります。
場所や時間を変えることで改善するケースが多いのが特徴です。
端末の不具合
スマホや固定電話の設定ミス、一時的な不具合でも電話は繋がらなくなります。
代表的な原因は、
- 機内モード
- SIMカードの接触不良
- OSの一時的な不具合
- 通話アプリの異常
などです。
再起動だけで改善するケースも少なくありません。
プープープー音が鳴る原因とは?

プープープー音は、電話が正常に接続できなかったことを知らせる音ですが、原因は一つではありません。
主な原因として次のようなものがあります。
- 通信回線のエラー
- キャリア側の通信障害
- 一時的な通話制限
- 相手側の回線トラブル
- 着信拒否に似た挙動
「プープープー音=着信拒否」と考えるのは早計です。
回線エラー
最も多いケースです。
通信設備で正常に接続できず、エラー音としてプープープー音が流れます。
一時的な障害であることも多いため、時間を空けると改善することがあります。
通信会社の障害
通信会社で障害が発生している場合は、自分にも相手にも問題がなくても接続できません。
この場合は何度かけても同じ症状になることがあります。
通信会社の障害情報を確認すると原因が分かる場合があります。
通話制限
料金未払い、契約状況、通信制限などにより発信できないケースもあります。
プープープー音のあとにアナウンスが流れる場合は、その内容を確認してください。
着信拒否との違い
着信拒否でも似たような音になる場合があります。
しかし、
- 毎回同じ症状になる
- 別番号では繋がる
- LINE通話など別の手段では連絡できる
など、複数の状況を確認して判断することが重要です。
一つの症状だけを見て、着信拒否だと決めつけないようにしましょう。
プープープー音の鳴り方で意味は変わる?

音の回数だけで原因を断定することはできませんが、鳴り方や切れるタイミングは原因を絞り込むヒントになります。
プープープー音が何回鳴ったか、ずっと鳴り続けたか、通話の途中で鳴ったかを確認してみましょう。
3回ほど鳴って切れる
次のようなケースが考えられます。
- 回線の接続失敗
- 通話制限
- 一時的な通信障害
時間を置いて再度発信すると改善することがあります。
ずっと鳴り続ける
プープープー音が長く続く場合は、
- 相手が通話中
- 通信障害
- 回線設備のトラブル
- 発信側または受信側の異常
などの可能性があります。
別の相手に電話できるかを確認すると、自分側と相手側のどちらに原因があるか切り分けやすくなります。
電話をかけるとすぐ切れる
発信直後にプープープー音が鳴って切れる場合は、相手が通話中であるほか、回線の接続エラーや通信制限などが考えられます。
同じ相手だけで起きるのか、ほかの番号でも起きるのかを確認してください。
通話途中でプープープー音が鳴る
通話中に突然プープープー音へ変わり、電話が切れた場合は、
- 電波が不安定になった
- 通信回線が一時的に切断された
- 相手が通話を終了した
- 端末やSIMに一時的な異常が起きた
などが考えられます。
移動中や電波の弱い場所では、通信環境の変化によって通話が切れることがあります。
ワンコールとの違い
ワンコールで切れる症状は、
- 着信拒否
- おやすみモードなどの端末設定
- 相手がすぐ切った
- 留守番電話や転送設定
など、別の原因であることが多く、プープープー音とは意味が異なります。
ワンコールで切れたからといって、必ず着信拒否されているとは限りません。
電話の音ごとの違い

聞こえる音と症状をセットで確認すると、原因を判断しやすくなります。
| 聞こえる音・症状 | 考えられる原因 | まず試したいこと |
|---|---|---|
| ツーツー音 | 相手が通話中、回線が使用中 | 時間を空けてかけ直す |
| プープープー音 | 回線エラー、通信障害、通話制限、通話中 | 別の番号へ発信し、障害情報も確認する |
| 呼び出し音が鳴らない | 電波、圏外、端末設定、回線の問題 | 電波状況と機内モードを確認する |
| ワンコールで切れる | 相手の操作、端末設定、着信拒否の可能性 | 時間を空けて再確認する |
| アナウンスが流れる | 契約、回線、通信会社側の制限 | アナウンスの内容を確認する |
ツーツー音
ツーツー音は、相手が通話中で回線を使用している場合に鳴ることが多い音です。
数分後にかけ直して繋がる場合は、通話中だった可能性が高いでしょう。
呼び出し音が鳴らない
呼び出し音が鳴らない場合は、相手を呼び出す段階まで接続できていない可能性があります。
電波が弱い、圏外になっている、機内モードが有効になっているなどの原因が考えられます。
自分の端末からほかの相手へ発信できるかを確認してください。
アナウンスが流れる
「おかけになった電話はおつなぎできません」などのメッセージが流れる場合は、回線や契約状態に問題がある可能性があります。
アナウンスには接続できない理由を判断するための情報が含まれていることがあります。
固定電話でプープープー音が鳴る原因

固定電話では、話し中や回線障害だけでなく、配線や電話機本体の不具合も確認する必要があります。
固定電話でプープープー音が鳴る場合は、スマホとは少し原因が異なります。
考えられる原因は次のとおりです。
- 相手の回線が話し中になっている
- 固定電話の回線障害
- 電話機本体の故障
- 配線の接触不良
- 契約回線の異常
- ビジネスフォンの主装置の異常
相手が話し中になっている
相手がほかの人と通話している場合は、固定電話でも話し中音が鳴ります。
時間を空けて繋がるようであれば、相手が通話中だった可能性が高いです。
電話線やモジュラーケーブルの接触不良
古い電話機では、モジュラーケーブルが緩んでいるだけでも発信できなくなることがあります。
ケーブルが正しく差し込まれているか、断線や傷がないか確認しましょう。
電話機本体の故障
長期間使用している電話機では、本体の故障によって正常に発信できない場合があります。
別の電話機へ交換して発信できるか試すと、原因を切り分けやすくなります。
ビジネスフォンの主装置に問題がある
会社や店舗で使用するビジネスフォンでは、複数の電話機を管理する主装置に異常が起きることがあります。
主装置の設定や配線をむやみに変更せず、保守会社や通信会社へ相談してください。
iPhone・Androidで起こりやすいケース

スマホでは、電波や回線のほかに、端末固有の設定やOSの一時的な不具合も確認しましょう。
iPhoneの場合
iPhoneでは設定が原因になることがあります。
例えば、
- 集中モードやおやすみモード
- 不明な発信者を消音
- iOSの一時的な不具合
- キャリア設定の未更新
- 機内モード
などです。
設定を確認したうえで、iPhoneを一度再起動してみましょう。
Androidの場合
Androidは機種による違いが大きいのが特徴です。
原因としては、
- 省電力モード
- 通話アプリの不具合
- SIMカードの認識エラー
- キャリア設定
- OSや端末固有の不具合
などがあります。
一度再起動し、それでも改善しない場合はSIMカードの状態も確認してみましょう。
キャリアによってプープープー音は違う?

通信会社によって接続できないときの音やアナウンスが異なる場合がありますが、音だけで原因を確定することはできません。
ドコモ
通信障害や回線混雑、契約状態などによって、接続エラーやアナウンスが発生する場合があります。
同じ症状が複数の相手で起きる場合は、障害情報や契約状態を確認しましょう。
au
回線混雑時や通信障害時に、正常に接続できない場合があります。
場所や時間を変えても改善しない場合は、通信会社の案内を確認してください。
ソフトバンク
通信設備の混雑や回線障害により、発信できない場合があります。
災害時や大規模イベントでは、一時的な発信規制が行われることもあります。
楽天モバイル
利用場所や通信環境の変化により、一時的に発信エラーになる場合があります。
機内モードをONからOFFへ切り替え、回線へ再接続すると改善することがあります。
電話が繋がらない原因別の対処法

別の相手に発信できるかを最初に確認すると、自分側と相手側のどちらに問題があるか早く判断できます。
相手が通話中の場合
- 5~10分ほど待ってからかけ直す
- メッセージを送る
- LINEなど別の方法で連絡する
何度も連続で発信するのは避けましょう。
電波が悪い場合
- 屋外や窓の近くへ移動する
- 機内モードをONからOFFへ切り替える
- 端末を再起動する
- 通信エリア内か確認する
場所を変えるだけで改善することもあります。
端末が原因の場合
- 端末を再起動する
- SIMカードの状態を確認する
- OSをアップデートする
- キャリア設定を更新する
- ネットワーク設定を確認する
ここまで試しても改善しない場合は、通信会社や端末メーカーへ相談しましょう。
固定電話が原因の場合
- 電話線を差し直す
- 別の電話機で試す
- 回線終端装置やホームゲートウェイを確認する
- 通信会社へ障害の有無を問い合わせる
濡れた手で配線や通信機器を触らないでください。
通信障害の場合
通信会社で障害が起きている場合は、ユーザー側の操作だけでは解決できません。
障害情報と復旧状況を確認し、回線が復旧するまで待ちましょう。
着信拒否の可能性がある場合
時間を空けても特定の相手だけに繋がらない場合は、相手側の設定によって着信できない可能性があります。
急ぎの用件であれば、メッセージなど別の手段で簡潔に連絡します。
別番号から繰り返し発信したり、過度に連絡したりするのは避けてください。
着信拒否と通話中を見分ける方法

時間を空けて繋がるなら通話中の可能性が高く、特定の相手だけに同じ症状が続く場合は相手側の設定も考えられます。
| 状況 | 考えられる可能性 |
|---|---|
| 時間を置くと繋がる | 相手が通話中だった可能性 |
| 毎回同じタイミングで切れる | 相手側の設定や着信拒否の可能性 |
| ほかの相手には電話できる | 特定の相手側に原因がある可能性 |
| 誰にも電話できない | 自分の端末・回線・契約の問題 |
| メッセージやアプリ通話は使える | 通常の電話回線だけに問題がある可能性 |
時間を空けて再発信する
相手が通話中なら、通話終了後には繋がるようになります。
5~10分ほど時間を空けてから、もう一度だけ発信してみましょう。
ほかの相手へ電話する
ほかの相手には問題なく電話できる場合、自分の端末や契約に大きな問題がある可能性は低くなります。
特定の相手だけで症状が起きているかを確認することが重要です。
一つの症状だけで判断しない
通信会社、端末、相手側の設定によって挙動は異なります。
ツーツー音やワンコールだけを根拠に、着信拒否と断定しないようにしてください。
電話が繋がらないときにやってはいけないこと

焦って繰り返し発信せず、最初に電波・端末・回線・相手側の順で原因を切り分けましょう。
何度も連続で電話する
相手が通話中なら、何度かけても結果は変わりません。
着信履歴が大量に残り、相手に不安や不信感を与える可能性があります。
着信拒否と決めつける
通信障害や端末設定、電波状況でも似た症状になります。
まずはほかの相手への発信や、端末の再起動を試しましょう。
すぐに端末の故障だと思う
実際には一時的な通信障害や電波状況が原因であることも多くあります。
修理を依頼する前に、再起動、機内モード、SIM、障害情報を確認してください。
設定をむやみに変更する
原因が分からないまま複数の設定を変更すると、元の状態が分からなくなります。
変更前の設定を記録し、一つずつ確認してください。
最短で原因を判断するフローチャート

「ほかの相手に電話できるか」を確認することが、最も早い原因の切り分け方法です。
- 聞こえる音を確認する
ツーツー音、プープープー音、無音、アナウンスのどれかを確認します。 - ほかの相手へ電話する
ほかの相手に繋がるなら、特定の相手側に原因がある可能性があります。 - 誰にも繋がらなければ電波を確認する
圏外、機内モード、通信障害の有無を確認します。 - 端末を再起動する
一時的な端末やSIMの不具合を解消します。 - 時間を空けて再発信する
相手が通話中だったか、一時的な障害だったか確認します。 - 改善しなければ通信会社へ相談する
契約状態、SIM、回線設備の状況を確認してもらいます。
| 確認結果 | 次にすること |
|---|---|
| ほかの人には繋がる | 時間を空けて相手へ再発信する |
| 誰にも繋がらない | 電波、機内モード、SIM、障害情報を確認する |
| 再起動で改善した | 一時的な端末不具合の可能性 |
| 再起動後も改善しない | 通信会社または端末メーカーへ相談する |
症状別に詳しく知りたい方はこちら
![]()
電話が繋がらない原因は症状ごとに異なるため、実際に起きている音や切れ方に合う記事を確認してください。
迷惑電話対策をしたい方へ

電話トラブルの中には、迷惑電話や詐欺電話が関係しているケースもあります。
知らない番号から繰り返し着信がある場合や、不審なアナウンスが流れた場合は、安易に個人情報を伝えないことが大切です。
よくある質問(FAQ)

プープープー音だけで着信拒否や故障と断定せず、ほかの相手への発信や時間を空けた再発信で確認してください。
電話のプープープー音は着信拒否ですか?
必ずしも着信拒否ではありません。
通信障害、回線エラー、通話制限、相手の通話中などでも似た音が鳴ることがあります。
プープープー音とツーツー音の違いは何ですか?
ツーツー音は相手が通話中であることを示す場合が多く、プープープー音は接続エラーや回線異常など複数の原因で鳴る場合があります。
実際の音は電話機や通信会社によって聞こえ方が異なるため、症状もあわせて判断しましょう。
電話のプープープー音がずっと続くのはなぜですか?
相手が長時間通話中であるほか、回線障害、通信設備の問題、端末の一時的な不具合などが考えられます。
ほかの相手へ発信し、自分側と相手側のどちらに原因があるか確認してください。
電話がプープープーと鳴ってすぐ切れるのはなぜですか?
接続に失敗した、相手が通話中だった、回線や契約に制限があるなどの可能性があります。
アナウンスが流れる場合は、その内容も確認しましょう。
固定電話でもプープープー音は鳴りますか?
はい。
固定電話でも相手の話し中、回線障害、電話機の故障、配線の接触不良などにより鳴ることがあります。
別の電話機で発信できるか試すと、原因を切り分けやすくなります。
iPhoneで電話が繋がらずプープープー音が鳴る場合は?
電波状況、機内モード、SIM、キャリア設定、iOSの一時的な不具合などを確認してください。
最初に再起動と機内モードのON・OFFを試すと改善することがあります。
何回かけても繋がらないときはどうすればいいですか?
まず、ほかの相手へ電話をかけて、自分側と相手側のどちらに原因があるか確認しましょう。
誰にも繋がらない場合は、
- 電波状況を確認する
- 機内モードを確認する
- 端末を再起動する
- 通信障害情報を確認する
- 通信会社へ相談する
という順番で対処します。
ワンコールで切れるのは着信拒否ですか?
必ずしもそうではありません。
相手がすぐに切った場合や、端末の設定、留守番電話、転送設定などでも同じ症状になることがあります。
別の番号から繰り返しかけて確認する行為は避けましょう。
まとめ|プープープー音だけで原因を決めつけない

電話が繋がらないときは、音だけで判断せず、「ほかの相手に電話できるか」「時間を空けると繋がるか」を確認することが大切です。
- ツーツー音:相手が通話中の可能性が高い
- プープープー音:回線エラー、通信障害、通話制限、通話中など複数の原因が考えられる
- 呼び出し音が鳴らない:電波状況や端末設定を確認する
- ワンコールで切れる:着信拒否だけでなく、相手の操作や端末設定も考えられる
- アナウンスが流れる:メッセージの内容から回線や契約状態を確認する
最初にほかの相手へ電話し、誰にも繋がらなければ、自分の電波、端末、SIM、契約状態を確認してください。
特定の相手だけに繋がらない場合は、相手が通話中である可能性や、相手側の端末・回線設定が影響している可能性があります。
着信拒否と決めつけて連続発信せず、時間を空けるか、必要に応じてメッセージなど別の連絡手段を利用しましょう。

